#67 卒論を提出しました!

研究・大学生活

みなさん、こんにちは。あるみです。

昨日をもって、卒業論文を無事に提出することができました。

3日前には終われるように余裕を持って執筆計画を立て、

年末年始も執筆に勤しんだのですが、

締切ギリギリまで添削と訂正が入り、

「提出に間に合わないんじゃないか……?」と内心超焦りました。

締切2時間前に提出し間に合ったので、結果オーライ笑。

提出し終えた時は

「これからは『添削=>訂正』の永遠ループから解放されるんだ……」

という安心感と共に、

ギリギリまで血眼で誤植をチェックしたせいか、

疲労感がどっと押し寄せました。

(ここまでアドレナリンで保ってたようなもんだったな、自分よ)

「他人が関係しているタスクは後回しにしない」

というポリシーがあるので、先生からの朱入れが返ってきたら

即座に訂正=>提出というインターバルトレーニングのような

日々を過ごしてきたのでしんどかったですね……。

↓完全に余談ですが、タスク管理のTipsです。

amg-solution.jp

この1年間、大学院入試への勉強期間を除けば実質半年、

卒業研究とラボ生活を経験したことで得られたものを

まとめていこうと思います。

これから卒業研究に挑む後輩の参考になりましたら幸いです。

主体的に課題に取り組むこと

まずラボ生活を通して「主体的に課題に取り組むこと」の大切さを学びました。

実験に取り組むにあたって、実験によってどんなことが明らかになるのか、

つまり実験の意味を理解していないと

ただ何も考えずに手を動かすだけの虚無で苦痛な時間となってしまいます。

そうなると卒論を書く時も

「なんのためにこの実験したんだっけ……?」

と自問自答することになってしまいますよね。

与えられた課題を、

意味も考えずにひたすら受け身でこなすのではなく、

自分の中で消化できるまで実験の意味や仕組みを考え、

「完全に理解した」上で研究を進めることが大切であると学びました。

学部生なので手取り足取り実験をサポートしてもらいましたが、

大学院からは研究で行き詰まった時は、

自分で問題点を考え改善していかなければいけません。

そのためにも理解をすっ飛ばすのではなく、

自分の中に生まれた疑問点を大切にして

「小さな理解」を積み重ねることを忘れずにいたいです。

自己管理能力

続いてラボ生活で学んだこととしては「自己管理能力」です。

ラボ生活では卒論執筆や実験はもちろんなのですが、

「ラボミーティングの資料作成」「進捗報告の提出」「メール対応」など、

細々としたタスクにも追われることとなります。

自分のマネージャーは自分です!!

「この論文読めた?」「卒論何章まで書けた?」なんて

逐一進捗を確認してくれる人はいません!!

細々としたタスクの締切を守りつつも、

卒業研究を計画的に進めるために

「今見えているタスクはすぐやる or やる計画を立てる」

ことを意識しました。

学部生で授業を受けている時代では、レポートの締切を守らなくても

最悪一コマ分の単位を落とすだけで、

思えばダメージとしてはまだ小さかったです

(最悪先生に泣きつけば救済もありましたしねw)。

一つの単位に固執していた。そんな時代もありました。

研究が始まってからは、締切通りにタスクがこなせなければ

「ミーティングで厳しい言葉が下る」

「自己管理不足のレッテルが貼られる」

など直で自分が矢面に立つことになるのです……!

私自身も資料作成がミーティングに間に合わせられず

適当な資料で発表に臨んだことがありました。

その時は自身なさげな発表になってしまった上に

質問に全く答えられず、印象は最悪だったかと思いますorz。

(実際「もっと勉強してきて!」と喝を入れられました)

まあ間に合わなかった自分が悪いんですけどね…。

自分の仕事に責任感を持つことを身をもって覚えました。

社会人になってからも生きてくる能力なので

この経験を大切にしたいです。

意見をはっきりと伝えること

人間関係特に意思疎通についても学ぶことが多かったです。

「設備をどう改善すれば良いか?」「そもそも実験を何日に行うか?」

など実験を「計画通り」前に進めるために

自分の意見を正直に伝えなければいけない場面がありました。

先生や先輩と意見が対立することも多々ありましたが、その中で

「互いの気分をなるべく害さずに意見を伝える術」を学びました。

これまでは意見が対立すると自分の意見を押し殺して、

イエスマンになることが多かったのですが、

相手の意見ばかり聞いていると

「自分」の卒業研究なのに関わらず

自分に決定権が無い、つまり受け身の計画になってしまいますよね。

そうなると自分の研究や仕事に対して無責任になってしまいます。

最悪の場合だと自分の失敗を先生や先輩に責任転嫁する、という

悪い思考回路が身についてしまうことになると思います。

そもそも相手の意見を丸呑みにしていると、

自分の生活リズムや予定、

業務をこなすペースまでも犠牲になると学びました。

もちろん経験豊富な先生や先輩の意見を聞くことも大切ですが、

それを鵜呑みにするのではなく、自分の頭で考えて

はっきりと自分の意思を伝えることが大切であると実感しました。

ここまでいかがでしたでしょうか。

卒論執筆は想像を遥かに超えて大変で大変で、、、

実験〜執筆までの期間がすごく短かったのでハードスケジュールでした。

辛くも激アツの日々を乗り越えて、

1年前よりも数段レベルアップできたと実感しています!!

まだ卒論発表会が残っていますが、

自分の研究分野の魅力と半年間の努力の成果が

最大限に伝わるプレゼンとなるよう、

あと1週間ブラッシュアップしていきたいと思います。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

また次の記事でお会いしましょう〜

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