卒論発表会を終えました!・後編〜メンタル管理編

研究・大学生活

みなさんこんにちは、あるみです。

今回は前回に引き続き卒論発表会に臨んだ時の記事を

執筆していきます。

怒涛のスケジュール・焦り・不安をどの様に乗り越えたのでしょうか。

それではどうぞ!

当日の昼食。受験生向けのカップ麺ですが、もう神に頼るしか……
暗記できずに悩んだ話

準備期間が1週間、原稿が完成したのが本番の3日前で、

発表の内容が頭に入らずすごく焦りました。

「発表原稿ガン見でもいいんじゃないか…?」という

悪魔の囁きが何度もよぎりました。

しかし、

「ここで逃げたらずっと後悔してしまう」

「院からの研究生活への通過儀礼だから、

ここを乗り越えて自信をつけるんだ‼️」

と自分を奮起させて、

「発表のセリフが自分の骨身に染み付くまで」

何度も練習を重ねました。

原稿が頭から抜けるのが怖くて、テレビやYouTubeなどは

ほぼシャットアウトして、

暇さえあれば原稿をブツブツと口ずさんで3日間過ごしました(←怖い)

自分は暗記には自信があるのですが、準備期間がなんせ3日間……

自分の限界との戦いでした。

碇シンジくんばりに自分を追い込んでました()

練習の指針が立たなかった時はネットで「プレゼン コツ」

と検索して出てきた記事にだいぶ救われましたね。

makefri.jp

原稿を丸暗記するまでは心が折れそうでしたし、

本番場で時間がないこともあって

かなり焦ってストレスが溜まりましたが、

「『TED talk』のパネリストみたいにカッコよく話すんや‼️」

「東大のスティーブ・ジョブズって

言われるくらいにプレゼン上手くなるんや‼️」

とわかりやすい目標を自分の中で掲げて精神を保ってました笑笑。

本番はスティーブ・ジョブズになれたでしょうか……。

ちなみに、↓は私のお気に入りのTED talkです。

TEDのパネリストへの風刺が効いていて最高www。

www.youtube.com

本番前に心が折れそうになった話

卒論執筆で燃え尽きたのにも関わらず、

1週間で卒論発表の準備をしなければいけませんでした。

正直辛かったです。

家事ができない、友達とも遊べない、自由な時間がない

などさまざまなストレスが重なって

「何が原因で辛いのかわからない」

というような精神状態に陥りました。

そんな時、このような考えが自分に降ってきました。

「体調を崩す、事故に遭う、PCが壊れる、とか

自分の力ではどうしようもないトラブルが発生することもある。

そんな「仕方のない」トラブルじゃなくって、

メンタルの問題って「自分でどうにかできる」トラブルやん!

「仕方のない」トラブルに見舞われていないことに感謝して、

あと一踏ん張り、全力を尽くそうじゃないか、自分よ!

少年漫画かよって感じですが笑笑。

相当ズタボロでしたが、自分を奮起できるメンタルのかけらが

残っていて本当によかったです。

こうして燃えカスを燃やして、卒論発表を乗り切ったのでした。

これはあくまで、

本当に辛さを感じている他の人には

押し付けられない思考法なのですが汗。

私は吹奏楽部だったのですが、

本番直前に指を怪我して、

高校最後のコンクールに出ることができなかったという

苦い思い出があります。

その「仕方のない」トラブルの経験から

自然と湧いてきた思考法なんだろうと思います。

本番までに指が治らないとわかった時は悔しくて悔しくて。

あり得ないないほど泣きましたが、過去の自分に感謝です。

楽器演奏者としての「命」とも言える指を粗末にした自分……

また、どれだけ準備に追われていても

生活リズムを変えなかったことも、

メンタルの安定に効果があったと振り返って思います。

  • 睡眠時間を削らない。早寝早起きする。
  • 洗い物など最低限の家事はする。
  • 「作業しながら食べ」ではなく、食事はきちんととる。
  • 毎日日光を浴びて運動をする。

などなど。

生活維持は、メンタルがボロボロになるのを防ぐ「砦」だと思っています。

院からも研究以外の活動も疎かにしないように心がけたいです。

そもそも生活維持に必要な時間を削って

研究活動をするのは本末転倒ですしねˊᵕˋ ; )

ちなみに大学受験生時代も1日7時間は寝てましたね。

今回は追い込まれて(追い詰められて)いたのでやらざるを得なかったのですが、

卒論執筆時にやる気が出ずダレた時は↓のリンクが役立ちました。

sotsuron.net

qiita.com

本番の感想

本番直前はリアルに膝が震えました。

テーマと自己紹介の時噛みすぎて

「物理こうがkkの(本名)でしゅっっ。」

って言ってしまったほど笑笑。

でもそのあとは持ち直して、

大きな失敗もなく発表を終えられたと思います。

原稿の意味・伝えたいメッセージを考えながら丁寧に言葉を紡ぎ、

スライドを適切に指しながら

聞き手に熱意を伝えることができたと思います。

盛大に噛んでからの、ジョブズ降臨(個人の感想)

「聞き手の顔を伺いながらプレゼンできる余裕を持ちなさい」

というラボの指導通り、前に座っている教授陣の顔を

見ながら余裕と自信を持ってプレゼンができました。

物理の重鎮と呼ばれる教員の方々には、

私の拙いプレゼンを頷きながら真剣に聞いてくださって、

すごく嬉しかったです。

一生の中でも滅多にない貴重な機会だと、

振り返って思います。

www.youtube.com

↑まあ緊張しますよね、こんなすごい先生が目の前にいらっしゃったらさ。

自分の今出せる全力をぶつけられて、満足です。

(質問には全然答えられなかったのですが、質問が出るってことは、

それだけプレゼンを真面目に聞いてくださってた証ってことで( -`ω-))

発表練習を始める前は、

原稿が頭から飛んだらどうしよう、とか

意味のわからない質問が出たらどうしよう、とか

悪い想像しかできませんでした。

でも、何度も練習を重ねたことで

悪い想像を確固たる自信に塗り替えられました。

本番は研究テーマの魅力と自分の1年間の努力の成果を

精一杯伝えることができたと思います。

発表と質疑の20分間、刺激的で楽しかったです。

また立ち直れないレベルまで病むことなく、

卒論発表会まで辿り着けたのは、ひとえに

家族や友人など、周りの人が精神的な支えになってくれた

お蔭だと痛感しています。

直接や電話で話を聞いてくれた人

SNSでエールを送ってくれた人がたくさんいて、

私はすごく恵まれていると心から思います。

謝辞には載せきれないたくさんの「感謝」をここに

書き記しておきます。

いかがでしたでしょうか。

卒論に向けて完全燃焼できて、

研究モチベが回復した状態で4年生を締めくくることができました!

院からのラボ生活も頑張れそうです( ー̀ωー́ )

とりあえず今は……

春休みを全力で楽しむ!

ここまでお読みいただきありがとうございました!

また次の記事でお会いしましょう⭐︎。

追伸:本番に履いて行った靴下。

笑って緊張をほぐせました!

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