院試の結果について〜人生万事塞翁が馬

院試・TOEFL・資格

みなさんこんにちは、あるみです。

昨日は某・夢の国でひと時の現実逃避を享受しておりました。

さてこの話はまた後日の記事にするとして……(ほんまか?)

先日院試の結果が出ましたので、共有します。

結果は

東京大学大学院工学系研究科・合格

でした!!🌸。

研究室の配属は点数順に決まっていくのですが、

残念ながら第一志望は叶いませんでした(TωT)

もちろん第二志望で配属された研究室も素晴らしい研究室だと思うのですが、

「第一志望にしていた、今の研究室に残りたかった」というのが

正直な感想です……

ディズニーランドで結果を見たときは、

夢の国で現実を思い知って複雑な感情でしたね。

今日、研究室のボス教員に院試の結果の報告と

院からは研究室を離れる旨を報告しにいったのですが

「院から始める研究で新たな道が開けるかもしれないし、

院からの研究テーマとは変わってしまうけれど

卒論の経験が無駄になることはないから、

あまりショックを受けずに卒論に向けてがんばりましょう!」

と励まされて、救われました(ノ_・。)。

その優しさが滲みます……

この言葉を聞いたときに「塞翁が馬」

この中国の逸話を思い出しました。

あらすじはこんな感じです。

砦(塞)の近くに占いが得意な老人が住んでいました。

ある日老人が飼っている馬が逃げてしまいました。

これを気の毒に思った近所の人が老人を慰めにくるのですが、老人は

「これがどうして幸福といえないだろうか

(この出来事は幸福の兆しに違いない)」と言います。

数ヶ月経って、逃げた馬がたくさんの良馬を引き連れて戻ってきました。

これを嬉しく思った近所の人が老人を祝いにくるのですが、老人は

「これがどうして災いといえないだろうか

(この出来事は災いの兆しに違いない)」と言います。

ある日、老人の息子が良馬に乗って落馬して怪我をしてしまいます。

これを気の毒に思った近所の人が老人を慰めにくるのですが、老人は

「これがどうして幸福といえないだろうか

(この出来事は幸福の兆しに違いない)」と言います。

それから一年が経ち戦争が起きました。

若者は皆戦争に駆り出され、たくさんの人が亡くなったのですが

老人の息子は怪我をしていたため、戦争に行かずに済んだのです。

意訳が入っていますが、こんな話です。

この話から古事成語「塞翁が馬」が生まれました。

意味は「人生における幸不幸は予測しがたいということ」

で、この話からは

「幸せが不幸に、不幸が幸せにいつ転じるわからないのだから、

安易に喜んだり悲しんだりするべきではない」

という教訓が導き出されます。

あとだいぶ前に父が山中教授のスピーチを共有してくれたのですが、

その内容でも「塞翁が馬」が引き合いに出されています。

www.youtube.com

ノーベル賞を受賞するくらい世界的に有名で素晴らしい研究者である山中教授でも、

病院実習でうまく動けず「ジャマ中」と揶揄されたり、

研究がうまく行かずに思い悩んだりと

さまざまな苦労があったのだと知り、

辛い経験の上に花咲いた教授の言葉に、すごく感銘を受けました。

そして、臨床から研究への転向、挫折、そして成功、という目まぐるしい来歴が

スピーチから読み取れ、人生はどう転ぶかわからないんだなと気付かされました。

研究室配属の希望が叶わなかった今

「塞翁が馬」という言葉、山中教授のスピーチにすごく励まされています。

院からある意味新しい生活が始まるわけで不安ですが、

「きっといいこともあるさ」と、どっしり構えようと思います。

今は希望の研究室に配属されず悔しいしショックですが(だいぶ回復したけど)、

未来の自分が

「研究室が変わって、むしろいい経験ができた。まさに「塞翁が馬」

だな〜」」

と笑っていられるよう、腐らず努力を続けていきたいと思います。

以上、院試の結果報告会でした!!

ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

また次の記事でお会いしましょう。

追伸:大学院受験の時、「うまぴょい伝説」「夢をかける」(ウマ娘の歌)をよく聞いてました。

う〜〜〜〜〜〜うまぴょい!!うまぴょい!!🐴

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