みなさんこんにちは、あるみです。
先日卒業論文の発表会を無事に終えることができました!
卒論提出からわずか1週間で
発表練習と資料のスライドを準備するという、
超怒涛のハードスケジュールを駆け抜けて
達成感と共に虚脱感もありますね_:(´ཀ`」 ∠):
卒論に使っていた時間がぽっかりと空いて、
時間を何に使えば良いのか……
時間を持て余して逆に困っています
(ここでグータラしたら春休み終わる時に後悔するんだろうなw)
ストレス発散に書き殴っていた「やりたいことリスト」
を叶えていく春休みにしたいと思います。
さて今回・次回は、卒論発表会についての
まとめ記事にしていきます。
前編では主に発表練習と資料作成を
どのように完遂したのかという「体裁編」、
後編は怒涛の1週間を乗り越えられた考え方と
本番を乗り越えての感想の「メンタル編」を
書いていこうと思います。
この記事が後輩の役にたつものになれば嬉しい限りです。
ちなみに私は工学部なので、
特に工学部の方は参考になるかと思いますι(`・–・´)/。
発表会の形式
私の学科では
15分発表+5分質疑応答
という形で発表会が行われました。
15分という朝ドラ並みの長時間話し続けること、
資料を作るのに本当に苦労しました。
私は元吹奏楽部で、コンクールに出場したこともあります。
コンクールでは制限時間が設けられているのですが、
大編成(50人くらいで出場するコンクール)は12分、
ソロコンクールでは4分でした。
卒論発表会はそれを上回る長さの本番だったので、
こんなに長く緊迫の時間が続くのは、
初めての体験でしたね( ˊᵕˋ ; )。
時間をオーバーしてしまうともちろん印象は悪くなりますし、
逆に短すぎると質疑の時間が長くなり自分が苦しむことになります。
大体質疑では「予想外の」質問が飛んで来るのが常ですからね( ・ ∀ ・ )。
練習の時は14分半〜15分半くらいで収まるように、
ストップウォッチと睨めっこして
「スライド6枚で5分使おう」とか、
通過の時間を意識しながら練習をしました。
(陸上部ばりのタイム意識www)
卒論発表会までの歩み
卒論発表会までのスケジュールはこんな感じでした。
1/30(7日前)
- 卒業論文を提出
1/31 (6日前)
- スライドと原稿を作成(1回目)
2/1 (5日前)
- 研究室内でのリハーサル(1回目)
- フィードバックをもとに原稿と発表資料を修正(2回目)
2/2(4日前)
- 原稿と発表資料を修正(前日の続き)
- 先生からのチェックを受ける
2/3(3日前)
- 先生からのフィードバックを元に原稿と発表資料を修正(3回目)
この時点で原稿と発表資料はほぼ完成していました。
2/4(2日前)
- ひたすら発表練習
- 研究室内でのリハーサル(2回目)
- 原稿と発表資料の細かい修正
ここでグラフの軸を全部直すように宣告され死を覚悟しましたwww。
2/5(1日前)
- ひたすら発表練習
- 原稿で言いづらい所の修正
単語の順番を変えたりしていました。
例:電子を光を用いて励起し=>光を用いて電子を励起し、など
2/6(本番当日)
- 精神統一、最終チェックなど
振り返ってみるとあっという間でした。
1週間、卒論発表会に向けた諸々しかやっていないのに、
すごく濃い期間だったと思います(;゚∀゚)。
特に実質2日間で原稿を暗記するのが大変でした。
発表の練習について
先ほども言ったように
「原稿が自分に染みついた」
と自信を持って言えるようになるまで練習をしました。
2/4(2日前)
午前
原稿を見ながらひたすら音読して暗記しようとする。
スライドと原稿を照らし合わせて、スライドと原稿の
対応する箇所を確認しながら音読練習をした。
午後 研究室リハーサル。
この時点では3割くらい覚えている。
スライド1枚につき2、3箇所は詰まりながらセリフを言っていた。
リハーサル後は4回くらい通し練習。
詰まったところは原稿を見ながら音読。
ソラで言えるようになるまでセリフを繰り返した。
2/5(前日)
午前 原稿を8割ほど覚えた状態になる。
スライドを指しながらプレゼンをするなどジェスチャーの練習をした。
原稿で強調する箇所、間を意識しながら発表する練習をした。
午後 先生の最終チェック。
この時急に暖かくなって飛び始めた花粉で喉がやられたので、
喉を労わりつつ発声練習と発表練習を行なった。
2/6(当日)
午前 喉を労わりつつ発声練習と原稿のチェック。
午後 精神統一して本番に向かう(私は17時〜でした)
原稿を見ながらの音読から本番想定の発表練習まで
全てカウントすると累計30回以上は通し練習をしました。
このリンクのように100回とまではいきませんでしたが、
自分の発表を録音=>聞いて詰まっている箇所・聞き取りにくい箇所を
何度も練習、というのを繰り返して、
密度の濃い練習をしようと心がけました。
(吹奏楽時代の経験が生きています)
「原稿の大まかな内容を覚える派」と
「原稿を一言一句丸暗記派」がいると思いますが、
原稿は基本的に丸暗記が良いと思います。
というのも、その場で言葉を作ろうとすると、
どうしてもおかしい日本語になってしまいます。
- 「される」「〜する」の主体客体のミス
- 主語と述語が一致していない
- 「〜の」「〜が」などの助詞の間違い
などなど。
小さなミスが積もると発表内容よりも、
日本語の文法ミスに聞き手の意識が逸れてしまう
可能性があります。
私も丸暗記を目指しましたが、
結果的には一言一句「原稿通り」に話したわけではありません。
丸暗記を目指した結果として、
発表内容の大まかな流れも覚えるに至ったという感じでしょうか。
「丸暗記すると抑揚がつけられなくなるんじゃないか、
棒読み感が出ちゃうんじゃないか」という心配もありましたが、
むしろそんなことはなく。
丸暗記を目指したことで、抑揚や間をつける余裕ができ、
棒読みにはなりませんでした。
発表練習をするときに意識するポイントは、
こちらのリンクを参考にしました!
スライドの構成
スライドの構成や体裁の整え方は
前々からラボに指導をもらっていたのにも関わらず、
基本的なフォーマットが押さえられておらず……。
前日まで訂正に追われました。よくないですねぇ。
パワポの構成と原稿の構成は下のリンクを参考にしました。
話の流れが追いやすい構成、
一スライドに一つのメッセージ(意味のないスライドを作らない)
など、紙芝居で一つの物語の読み聞かせをしているように、
ストーリーを意識して発表スライド、原稿を作りました。
研究発表だと
- 先行研究や背景知識パートで「ここまでは解明している」という所を提示
- 目的パートで自分の研究で新たに挑戦したことを提示
- 測定、結果パートで自分の成果を披露
- 考察パートで結果を解説
という流れになるかと思います。
話したいことの羅列では、聞き手に自分の主張が伝わらなくなるので、
「中身のある発表だったな」と思わせるためには
聞き手ファーストの構成が大事であると、
ラボには重々指導をいただきました。
細かい聞き手ファーストを挙げると
- グラフの軸や題字は見やすい大きさで
- フォントを揃える
- グラフの大きさを揃える
- 文字を詰めすぎない
- 論文の引用元は正しいフォーマットで追記する
など……あげ出したらキリがないですね。
前日まで修正に追われて、
私も全てを訂正しきれませんでした(´•ω•`; )。
自戒を込めてこのブログに書いておきます。
「前々からスライドを作ってチェックしてもらう」
これからも心がけていこうと思います。
ここまでいかがでしたでしょうか?
次回は「メンタル編」になります。どうぞお楽しみに!
それでは次の記事でお会いしましょう〜。
ブログランキングに参加しています!クリックお願いします。
コメント