工学部で使うプログラミング言語【電気電子工学科/電気電子情報工学科・物理工学科・計数工学科編】

プログラミング

こんにちは〜〜。

前回の記事に引き続き、工学部で扱うプログラミング言語をまとめていきます。今回は電気電子工学科/電気電子情報工学科(以下eeic)・物理工学科・計数工学科の3学科です。

やっと折り返しだ〜〜〜

それではLet’s Go!!

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eeic

1.どんなプログラミング言語を使うか

2AでC言語とPython、3Sでそれらに加えてVerilogやMATLABなども使います。

2.どんな授業で使うか

C言語を使う「ソフトウェア」という授業は重いことで有名なのですが(笑)(<=内部の者・談)今年は先生が神で、初めての言語だったけど乗り越えられました!

3Sでは「アルゴリズム入門」という授業でPythonを使ったり、ハードウェアの授業ではVerilog使ったりしています。MATLABをはじめとして、実験でちょっと触る程度の言語も多数あります。

3.プログラミングが進路にどう生かされるか

今熱い研究分野はやはり、AIとか機械学習なのかなという感じがします。詳しくはホームページをチェックしてみてください!

4.1.2年生のうちにプログラミング関連で準備しておいた方が良いこと&先輩からのメッセージ

私自身がそんなにプログラミングの授業に対して準備してなかったので「ガチガチのプログラミングやってました!」みたいな人じゃなくてもついていけると思いますし、プログラミング初心者でeeicに進学しても、十分力をつけていくことは可能です!
その上で、やっぱり何か1つでもプログラミング言語に触ったことがあるだけで、プログラミングに対する抵抗は減ると思うので、余裕があったら総合科目の「アルゴリズム入門」でも扱われているpythonとかはやっておいて損はないと思うかな。(電気電子情報工学科より)

物理工学科

1.どんなプログラミング言語を使うか

Python,MATLABを使います。

2.どんな授業で使うか

2Aセメスター(2年生後期)でプログラミングを扱う授業は以下の通りです。

  • 数値解析-計算機を用いた演算の特徴を取り扱う授業です。言語の指定はなかったのですが、サンプルプログラムが配られるのがMatlab(先生はMatlabを推奨)とPythonだったので、その2言語が便利だと思います。
  • 最適化手法-計算機を用いて問題を解かせる方法を学びます。最急降下法、ニュートン法など計算機特有の計算処理を実装する必要がありました。こちらも言語の指定はありませんでしたが、サンプルプログラムはPythonでした。

3Sではプログラミングをがっつり扱う授業はありませんでしたが、実験データの考察・グラフのプロットにPythonを使いました。

3Aの学生実験では計算機実験があり、言語は自由ですがプログラミングを用いたシミュレーションが課題になりました。

3.プログラミングが進路にどう生かされるか

研究室によっては実験装置を制御したりデータ解析、回路のシミュレーションなどにpythonを用いることがあるそうです。

4.1.2年生のうちにプログラミング関連で準備しておいた方が良いこと&先輩からのメッセージ

物理工学科はそこまでプログラミングをゴリ押しする学科ではありませんが、使えると何かと便利だと思います。プログラミング言語で悩んだら汎用性の高いPythonをやっておけばいいと思う。なお2Aセメスターはそれなりに忙しいので夏休みのうちに何かしらの言語の環境構築をし置くことをお勧めします。(物理工学科より)

計数工学科

1.どんなプログラミング言語を使うか

MatLab,C言語,Python,Rなどを使います。

2.どんな授業で使うか

2Aセメスター(2年生後期)でプログラミングを扱う授業は以下の通りです。

  • 数値解析- 計算機を用いた演算の特徴を取り扱う授業です。MatLabを推奨されていた。(Python勢もいた)
  • 最適化手法-計算機を用いて問題を解かせる方法を学びます。Python使う人が多い印象。

3Sセメスター(3年生前期)でプログラミングを扱う授業は以下の通りです。

  • 計数工学プログラミング演習・計数工学実験-C言語で行います。
3.プログラミングが進路にどう生かされるか
  • 計数工学科で研究されている数理的な手法(暗号、最適化、機械学習etc)は、計算機上で運用されることを前提としている場合が多いので、どの研究室に行っても多少プログラミングをやることになると思います。また、IT企業や情報通信系の企業に就職する人も多く、そういう場合にはプログラミング系のスキルが必須と思われます。
  • 計数の場合、どの研究分野でもアルゴリズムとデータ構造、数値計算、データ処理を取り扱うのでプログラミングは必ず使うので、役に立つというよりは「必須」という意見もありました。
4.1.2年生のうちにプログラミング関連で準備しておいた方が良いこと&先輩からのメッセージ

Aで実装を伴う科目があるので(数値解析、最適化手法)、2Sまでに多少プログラミングに親しんでおくのが望ましいと思います。 なので、駒場のアルゴリズム入門を履修することをお勧めします。(数理コース生より)

最近流行りの競技プログラミングはプログラミング言語の文法と同時にアルゴリズムとデータ構造についても学べるのでやっておくと良い。 コンピュータに慣れていないと環境構築に苦労するので慣れておくこと。(数理コース生より)

1,2年の時は私は何もしてなくて、始めるってなった時環境構築も分かんなかったから環境構築できるくらいにはpcと仲良くしといた方がいいとは思う笑。(システムコース生より)

 

いかがでしたでしょうか。システムコースの方の意見をみてみると、「プログラミングのガチプロでないと計数進学してはいけないのでは」…と不安な方も少しは安心できるのではないでしょうか笑。

さて、いよいよ次でラスト。お次は、化学3学科・マテリアル工学科・システム創成学科編です。お楽しみに〜〜〜

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