みなさんこんにちは、あるみです。
前回の記事に引き続き、高三の時に半月板を損傷した経験について
お話ししていきたいと思います。
今回は手術本番編。
人生初の手術にビビる私。無事乗り越えることができたのでしょうか?
それではどうぞ!!
高三7月
いよいよ手術の日が来ました。
その日は午前中から手術だったので、母と朝早く家を出て病院に向かいました。
手術衣に着替えて、キャップをかぶって
ドラマでしか見たことのないような車輪付きのベッドに寝かされて、
オペ室へ運ばれました。
手術室の入り口まで見送ってくれた母の顔を
見て泣きそうでした。
手術室に到着して最初に待ち受けていた関門は「麻酔」。
全身麻酔ではなく、下半身のみの部分麻酔でした。
部分麻酔は脊髄、つまり背中に注射を打って感覚を麻痺させます。
部分麻酔を打つ箇所を麻痺させるための
「プレ・麻酔」のようなものを打ってから、
本番の部分麻酔を打つという流れになっています。
プレ・麻酔で注射を背中に刺した瞬間、
「い“(っだ〜〜〜〜い)!!」
心で叫びました。
そりゃ日常で指に針を刺してしまう経験はあっても、
背中に針を刺される経験はありませんよね……。
非日常な痛みで意識が飛びそうでした、本番の麻酔打ってないのに。
プレ麻酔の時に反射的に背中を反ってしまったので、
本番の麻酔を打たれる前に、
ぽっちゃりした看護師さんに背中を押さえつけられました。
プレ・麻酔で背中の表面の感覚が痺れているはずなのに、
本番の麻酔もバッチリ痛かったですね_(´ཀ`」 ∠)_。
そんなこんなで部分麻酔が終了。
麻酔が回ってくると下半身全体が、
正座の後に痺れているような感覚になりました。
前回の記事で半月板を損傷した場合の手術の方法について説明しました。
半月板を除去してしまう「切除」か、縫い合わせる「縫合」か、
内視鏡で膝の中身を見ながら先生が判断しました。
内視鏡で自分の膝の中身を見るという不思議な体験をしました。
内視鏡の映像を先生が見て言いました。
「これは相当半月板がひどく切れているね〜┐(´д`)┌」
私は切除を覚悟しました。
ですが半月板がくっつく可能性に賭けて
半月板を縫合することに、その場で決まりました。
先生から「ひどい損傷」と言われるほどに
半月板が壊れてしまうまで
異常に気が付かなかった自分を責めました。
受験の疲れからか途中から眠ってしまい……
そして2時間後
「手術が終わりました」
目覚めたら手術が終わっていました。
1日目
手術が終わってホッと一安心。
院内食を食べて、単語帳を復習して1日が終わりました。
手術直後は動くのがNGだったため、
普通にトイレに行くことができませんでした。
そのため大きめの「ちりとり」のような容器に下半身を乗せて、
ベッドで用を足すという非日常を味わいました(笑)。
夜は麻酔が完全に切れて痛みに苦しみました。
痛すぎて一睡もできない程でした。
主治医の先生が巡回して調子を尋ねられた時、
「痛すぎます!!( ´Д⊂ヽエーーン」
と訴えたのですが
「うん、頑張れ(棒読み)」
と鎮痛剤だけ処方されて塩対応。
YouTubeの動画を見て気を紛らわし、
暴れ出したくなるのを一晩中堪えました。
2日目
痛みがようやく治り、
昨日寝られなかった分を取り戻すかのように
1日中寝ていました。
車椅子で移動するのが、ちょっとだけ楽しかったです。
傷口から化膿するといけないためお風呂に入れませんでした。
そのため洗面台で髪の毛だけ洗ってもらいました。
夏だったので全身が洗えなかったのは気持ちが悪かったのですが、
結構汗をかいたため頭だけでもスッキリできてリフレッシュしました。
固定具がモモからくるぶしを覆う仰々しいものとなったため、
ベッドから車椅子に乗るといった
ちょっとした動きにも慣れず辛かったです。
固定具のため膝は全く曲がりません。
膝を伸ばしながら座ること、トイレに行くのに特に苦労しました。
ちなみに家では椅子を2つ用意してもらって
足をその上に伸ばしたまま乗せて座っていました。
学校でも椅子を2つ用意して一脚は腰をかけ、
もう一脚は足を乗せる用に使っていました。
3日目
いよいよ退院の日。
日常生活に困らないよう松葉杖での歩き方、
階段を上り下りするレクチャーを受けて病院を去りました。
次回!「リハビリ」リハビリという試練が始まる!
膝の曲げ伸ばしすら痛いってお年寄りか、自分。
果たしてあるみさんは無事に回復することができたのでしょうか!?
それでは次回の記事でお会いしましょう!
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